ここ数ヶ月ほとんど遠出出来ず、家にこもっていました。
たくさんの展覧会のご案内をいただいたのに、寄せて頂けず、
申し訳なく思います。
いま少し体調をかばいつつ、家での山積みの仕事をコツコツしていたというか。
「つれづれなるままに、日暮らし、硯にむかひて」というのは一種の憧れですね。
いつも何かに追い立てられている日々ですから。
ここ数ヶ月程は、元気アップのための食の勉強と、仮名の手本制作に取り組んでいました。
手本制作では、これまで俳句や百人一首など6,7冊の他、斎藤茂吉さんの短歌250首を5冊の本に仕立てて(手作りの和綴じ本です)きました。
そして今回の手本には西行さんに白羽の矢を。
「願はくは花の下にて春死なんその如月の望月のころ」は西行さんの有名な短歌。
望まれた通り、わずか1日遅れで亡くなられたそうです。凄い!!
とりあえず、60首を2冊の和綴じ本に仕上げました。
斎藤茂吉さんとはガラッと変わった和歌の世界。
手本を書きながら、塾生の方達と共に西行さんの世界へ旅立ってみようと思います。